確定測量はどのような流れで行うの？

確定測量は土地家屋調査士が対応するケースが多いです。
一般的な測量士でも土地の測量はできるのですが、登記業務までは対応していませんので土地家屋調査士のほうが専門家と言えます。

土地家屋調査士に依頼する場合、まず登記済み証書や固定資産税関係の書類を提出しましょう。
親の土地を売却するなどのケースで権利書が見当たらない場合はわかる範囲で伝えるようにしましょう。

土地家屋調査士の方で登記簿や公図、地積測量図などの資料を取得できますのでわからなくても問題ないケースが多いです。

土地家屋調査士は資料を基に境界線に仮杭を設定し、仮測量を行います。
仮測量扱いになるのは隣地所有者の確認がまだ取れていないためです。
そして最終的に隣地所有者の同意のもと、境界線が確定すると確定測量として正式な面積を測ることができます。

そして測量図面の境界確認書を作成したら、土地所有者だけでなく、隣地所有者に対しても押印してもらいます。

確認の取れた境界確認書を法務局に提出し、登記申請を行います。

ここまでが確定測量を行って、境界確認書を作成する流れです。
境界線を測量し、法務局で登記申請を行って承認されるまでだいたい3ヶ月程度要します。
確定測量に関することなら弓田茂樹土地家屋調査士事務所までお問い合わせください。